眼瞼下垂手術は、治療時間が短く、ほとんど腫れもないことから、プチ整形の1つとも言われています。
治療によりしっかりと目が開くようになると、目力のある力強い目元になります。また同時に、眼精疲労・頭痛・肩こりなどの症状も改善される方が多いです。
眼瞼下垂(埋没法)とは?
加齢・コンタクトレンズ・眼筋疾患などにより、上まぶたの機能が低下し、上まぶたが開きにくくなる状態を眼瞼下垂といいます。眼瞼下垂があると視界が制限されるため、無意識に眉を挙上して物を見るようになります。常に眉を挙上することにより、眼精疲労・頭痛・肩こりなどの症状を認めたりします。 また眉を挙上することで、額にシワができたりもします。
眼瞼下垂の方は、上まぶたの開きが悪いため、黒目の部分がしっかりと見えません。そのため、「眠そう」、「疲れている」という風に見えてしまいます。軽傷の方は自覚症状がないため、眼瞼下垂に気づいていない事も少なくありません。
眼瞼下垂(埋没法)の治療法
眼瞼下垂の治療法は、上まぶたを挙上する役割のある眼瞼挙筋の力を、上まぶたにしっかりと伝わるように調節する事です。治療法は、埋没法と切開法の2種類あります。
埋没法は、まぶたの裏から眼輪筋に極細の糸を通すことによって、眼瞼挙筋の力をまぶたに伝わりやすくする方法です。 極細の糸を通すだけですので、腫れがほとんどなく、手術翌日から元の日常生活に戻れるのが特徴です。埋没法による眼瞼下垂手術は、治療時間が短く、ほとんど腫れもないことから、プチ整形の1つとも言われています。
治療によりしっかりと目が開くようになると、目力のある力強い目元になります。また同時に、眼精疲労・頭痛・肩こりなどの症状も改善される方が多いです。
眼瞼下垂(埋没法)の治療の流れ
- STEP1
-
まぶたを持ち上げたい位置をマーキングします
- STEP2
-
まぶたの裏側から局所麻酔をします。
希望があれば、静脈麻酔を併用することもできます。 - STEP3
-
極細の糸を使用して、眼瞼挙筋と瞼板を補強し、眼瞼挙筋の力が伝わるようにします。
- STEP4
-
目の開き具合、左右のバランスを調節して終了です。
施術時間 | 20分程度 |
---|---|
麻酔方法 | 局所麻酔。 希望により静脈麻酔を併用することもできます。 |
ダウンタイム | おおむね数日間、泣いた程度の腫れがあります。 手術翌日からメイクでき、元の日常生活に戻れます。 |
術後の診察 | 7日後に術後検診に来ていただきます。 |
眼瞼下垂(埋没法)のよくある質問
- 腫れはどのくらいありますか?
- 眼瞼下垂の埋没法治療は、まぶたの裏の治療ですので、ほとんど腫れはありません。
- 痛いですか?
- 麻酔をすれば、手術中の痛みは全くありません。 ご希望があれば、静脈麻酔を使用することもできます。静脈麻酔をすれば、眠った状態で手術できるので、すごく楽だと思います。
- メイクはいつからできますか?
- 手術の翌日からメイク可能です。